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ばく の音楽活動と日常を綴るブログ since August,2003
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ライブのMC等で何度か話していたので、
ひょっとして予定をしていた方もいらっしゃるかも知れませんが、
8/1(土)、HOTコロッケさんにスケジュールを入れていた
BAKUJIN のライブは諸事情により中止になりました。
あしからずご了承をお願いします。


尚この夏、Fu's系のライブは2回ほど予定を入れています。
こちらは近々に告知をさせていただきます。






1964年製、『春日」の古いフォークギター、46歳。
リサイクルショップで安価で買ったという気安さはあるが、
なかなかに味のある音質ゆえに、浮気性なボクもいまだに
手放さないでいるという"彼女"だ。

先日こいつを部屋で弾いているときに閃いた。

『フラットワウンド弦に張り替えたらどうだろ?
ピックギターみたいな音になるんじゃないか?』

以前、T・佐野氏の提言でヤイリに同じくフラットワウンドを張った
経験はあるにはあるが、あの頃はまだボク自身がジャズ弦の
なんたるかを理解していなかったし。

で、、ものは試し、、やってみた。

予想的中。

もともと太かった4-6弦の音はさらに太く、そして
フラットワウンド弦特有の甘さも感じさせてくれるようになった。

響きやサスティンはそこそこに、
なかなかゴキゲンな音である。

サウンドホールがあるから、拡がり感のある音であることは避けられないが、
いわゆる、フルアコを生で弾いているような暖かみのある音質。

てことはだ、、
これ、ライブで使えるんじゃない?

曲によっては、すごくハマるかも知れない。


なんてことをやり出したら、

まだフォークギターを買えずに、
兄貴のクラシックギターにフォーク弦を張って弾いていたあの頃を
思い出してしまった。

37年前・・・?

あああ、、切ないぞ、、少年時代。



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目の保養・・・とでも申しましょうか、
夜毎眠りに就く前に、ちょいとばかり「ショップ」のHPを
覗きに行くことがよくありましてな・・。

特に目的があるわけでもなく、いわば「無欲」であれこれと
品定めをしておるような次第であります。

ところがどうしたことか、、
たまたま自分と同い年の固体に出くわしたりしますと、
煩悩、、執着、、ギター好きのサガ。
ついつい見入ってしまうことがあるわけですな。

がしかし、
当然ながらそれらは『ヴィンテージ』などと呼ばれる固体で
ございまして、、存在そのものが有難がられてしまうという、
マニア垂涎のなんたらかんたら、、なんて代物なのでありますな。

ちなみに、M社のアコギで材質がハカランダ、なんてことになった日にゃ、
軽自動車一台や二台を楽に買えそうなプライスがついておるわけでして。

逆に「ふん、、ばかばかしい」なんて悪タレついたりするのであります。


で、写真の一物、、、
フロントにP-90一発。
渋っ!

ほぼ軽自動車 0.5台分のお値段。

でも、、所詮は合板じゃんかよ・・
なんて、やっぱり憎まれを言うわけなんですな。




       photo by O.G

いつもいつもトリミングその他"加工"して使わせていただいているので、
今夜はサイズ変更のみにしてオリジナルのままアップ。
写真は先日の横浜ライブ時のもの。

で、今夜の話題は僕のギターヘッドに取り付けられた
クリップオン型のチューナー。
このタイプのチューナーが売り出されてからもう6-7年になるかな?
ライブの現場で最近見かけることが多くなった。
精度が高いので僕も重宝して使わせてもらっている。

でも、、
実はこの写真のようにヘッドに取り付けたままにして
演奏するのは個人的に好まない。
理由は単純。
ギターの"絵"として美しくないからだ。
この部分はスッキリとしていて欲しい・・。
この点については、ミュージシャンの某A氏とも完全に意見が
一致していて、彼がギターヘッドにチューナーを取り付けたまま
ステージに立っている姿はただの一度もないので、まさに
こだわりをもってそれを実践しているということなのだろう。
うん?そもそも所持していないのか?
(その点僕は意志が薄弱で、つい写真のように取り忘れて
演奏してしまうことも多い)

先日のことだが、
こんな小さなチューナーひとつでも、ヘッドにクリップされているのと、
いないのとでは、明らかにギターの音質に差があることに気がついた。
僕自身は、その違いに目くじらを立てるようなことはないのだが、
とかくギターの材質やら作りにうるさい御仁にあっても、
そこに気づかずに使用している人も多いのでは?なんてことを
思ってしまった。
人一倍チューニングに正確さを求められるインスト系の
ミュージシャンにも多く見られるし。

ちなみに、、
細かいことを言えば、弦の巻き方(ペグと弦の接触部)、
ペグのメーカー(材質・質量)でも音が大きく変わってしまうことは、
よく知られている。

何度も言うようだけど、
僕個人のこだわりはあくまで"見た目"の話。
音の違い、変化の要素なんて、いくらでもあるからね。
細かいこと気にしたらキリがないのですよ。





一月にプロの手でセットアップしてもらったEpiphoneは
先日のライブにおいて(僕の腕のほうはともかくとして)、
完璧な仕上がり具合を披露してくれたなと、そう感じている。

そこで気になりだしたのが他のギター。
特にGブソンにあっては、どうしてあげたら良いものか、、
家で弾くたびに悩んでしまう。
いや、少し前までならそんなこと全く気にもならなかったのだろうけど、
完璧に調整されたギターが、こうまでも弾き易いものだということを、
身をもって知ってしまった今だからこその"悩み"であるわけだ。

とりあえず、いろんな弦を試してみて生鳴りの具合をみることに。
そして、自分の感性に合うか否かを確かめる。
その上で、ピッチや弦高の確認。

そんなこんな、ひとつひとつをチェックして、
それぞれをクリアして行くうちに好みの方向性が見えてくる。

のじゃないかなと、、。

今回は、ダキストのフラットワウンド。





数日前のこと、
とあるギターショップのホームページを閲覧していると、
「坂下拓氏の件は・・・・お問い合わせ下さい。」という一文に
目が止まった。

『坂下、、、たしかアメリカ在住のギター作家だよな・・、
 それがどうしたんだろ?』程度の気持ちだったので、
それ以上のことは特に探ろうともしていなかったんだけど、
今日現在になってもそのアナウンスがトップページから消えることなく
表示されているので気になって調べてみたところ、、
なんと数日前に、カリフォルニアにある自身の工房近くで暴漢に襲われ、
亡くなってしまったのだそうだ。
詳しい情報はまだ伝わって来ていないが、
どうやら金品目的による犯行の可能性が高いとか。

なんと痛ましい話だろうか。
ギター製作という目的のために、より良い環境を求め単身アメリカに渡り、
その地での出来事だ。
故人はさぞや無念だろう。
ご冥福をお祈りするばかりである。

氏のホームページ「Sakashita Guitars」

因みに、氏の製作したギターのプライスは3万ドルが当たり前の世界であり、
世界中の有名トップミュージシャンが使用している事でも有名。

去年僕が買ったアルバムの中でもベストな一枚といえる
ロベン・フォードの「Truth」のジャケットデザインにも
使われている。

YouTubeで検索したところ、ロベン・フォードが日本公演の際に
まさにそのギターを使用している動画を発見。

Robben Ford - Lateral Climb ← YouTubeへ

CDそのままの音をしている・・・。



まずは思い出話から・・・。

大学に入ってすぐのこと、軽音楽サークルに入部した僕。
"軽音楽"というだけあって、部員の音楽志向は様々で、
ロック、ブルース、ブルーグラス、フォーク、、とバラバラ。
たしか入部して間もない6月頃だったと思うけれど、
そのサークル主催の学内コンサートがありました。
一年生の僕も、たまたま意気投合した何人かとフォークグループを
結成して、ラッキーにも出演を果たしたのでした。
(多くの進入部員はオーディションで落ちたんだけどね・・・)

で、それは3年生を中心メンバーとしたロックバンドで起きたのでした。
バンドのギタリストである先輩が、感情の赴くままに、、
というより、、ただそうしたくて、、
というか、、ジミヘンにでも憧れていたのか、
曲の最後に自分のエレキギター、、黒いテレキャスタイプだったと
思うんだけど、そいつを空中に投げたんですわ。
先輩のイメージでは、おそらくフワっと舞い上がったギターの
落ち際をヒシっと抱きかかえるつもりだったんでしょうけどね、、
そう計算通りには行かなかった・・・。
悲しいことに、、宙を舞うはずのギターはストラップかシールドに
引っぱられるように、逆に勢いよく床に向かって落ちてきたのですよ。
まぁそりゃ当たり前ですわな、引力ありますもの・・・。
で、憐れ黒いギターはボディの隅を床に「ドン!」と打ちつけ、
「ああぁぁ倒れる!!」と思った瞬間、先輩は慌ててそいつを
すくい上げたのでした、、、。

なぁんかカッコ悪くてねぇ・・・。

だったら最初っからそんなことよしゃぁいいのに、って
思ったものでありました。

そんなこんなあったせいで、
僕はこのサークルが肌に合わねぇなぁ~となりまして、
夏休み前には退部届けを出したとさ。。。(実話です)

はい、、ここまでが本日の前フリ。

なんと!!
そんな破壊パフォーマンスに憧れるロックミュージシャンに捧げる
破壊専用エレキギターが発売されたそうです!

破壊パフォーマンス用ギター

で、これが、
実際に破壊した映像

いくら専用でも、、
僕にはできません (ーー;)




2010年に入って最初の音楽活動はFU's系になりそう。
ライブスケジュール、そしてそれに向けたリハーサル、
ぼちぼち動き始めてます。

そこで僕が始めたこと。

ギター調整。
9月の横浜ライブ直前に発生したトラブルで使わずじまいだった
ES-930の点検調整。

ES-930はThin Bodyのフルアコ構造。
思い切ってフラットワウンド弦を張ることにしてみた。
まずはナットの溝調整。
太いゲージを張るとナット部でまるっきり弦が浮き上がっていて
弦高は高い、チューニングは不安定で使えたもんじゃなかった。



そこで船橋の「GUITAR LAB」さんへ。
ダダリオのフラットワウンド弦を持ち込み、
ロッド調整、弦高調整、オクターブ調整、ナット・ミゾ調整、
電気パーツ接点洗浄、全体磨きをパック料金でお願いする。


調整を終えたES-930。
ぃゃぁ驚きです!
やっぱりその道のプロの手によれば
ここまで弾き易くなるものか!っていうくらいの仕上がり。

フラットワウンド弦でもギリギリの弦高でセットアップすれば
ここまで弾き易くなるんですなぁ!
もちろんチューニングもビッタリ合うから生音がキモチ良く鳴る鳴る!



スタンバイOK!
息を吹き返したES-930。
完璧にジャズギター仕様になっちゃったけどね・・・。

あとは「腕」、、だな (^^ゞ



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PROFILE
HN:
ば く ( BAKU )
HP:
性別:
男性
自己紹介:
Man of middle age
Singer;Song writer;Guitar player
東京都出身・O型・魚座
1995年3月:音楽活動再開
【BAKUJIN】【Fu's all time】等
バンド活動多数。
加えて、現在も
【えにし】【りずみん】
【So-BAND】【SPUU】etc...

バンド活動であったり、
ギター弾き語りストであったり、
ウクレレ講師であったり、
サポートギタリストであったり。
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