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ばく の音楽活動と日常を綴るブログ since August,2003


煮えきれない、イケてないお父さんの
本音です。

「ギターなんて"不良"のやることだ!」
なんて声が世間にまだ少なからず
聞こえていた時代、音楽を始めた。
『モテたいから』などと破廉恥?な輩もいたらしいが、
自分の場合、そんな動機はこれっぽっちもなかった。
ひたすらに、憧れのミュージシャンのようなギターを弾きたいだけだった。
大晦日に始まり正月三が日、部屋に篭ってギターを弾き続けた。
もちろん、親がいい顔をする筈もない。
幾らか下火にはなっていたとはいえ、
キャンパスに立ち並ぶ学生運動のゲバ文字看板の横を
ギター提げて歩く姿は、
自分はノンポリですと宣言しているようなものだった。
後ろめたくはなかったが、
所詮ギター弾きの歌唄いなんて、
どこか社会から浮いた存在のような気がしてならなかった。
その辺りの心持ちは40年以上経った今も殆ど変わらない。
いまだにギター担いで電車に乗るのは相応の覚悟がいるし、
ステージに立つ際は、
『こんな年になって、まだやってます』という負い目があるから、
気恥ずかしさが常に付いて回る。
バンド活動が大半(^^)しめる我が身。
正直、ソロパフォーマンスは
楽しむ余裕なんていまだにない。
にも関わらず、音楽を止めようとしない
自分の気持ちが意味不明だ。

自分が演奏した結果として、
その日その時、
目の前で聴いてもらえるお客さんや、
ユニット、バンドとして心を一にし、
共に音楽を楽しむ仲間達の人生の彩りになれば良いと思う。
時に、イベントに関係する全ての人が笑顔になればと思う。
唯一それが、音楽する事の目的と言えるようになった。

2人合わせて120歳、なんだそうな。
若い頃、お互いどんな音楽をやっていたか、詳しくは知らない。
が、音を聞けばなんとなくは想像つく。
バンドの中で、自分の有り様を常に探求しつつ、
反面、自我を捨てきれない。
元バンドマンなんて、そんなヤツばかりだろう。

確かな事は、随分と長い間、
頭使って、カラダ使って、金使って、
時間使って、時には友達を失くして、
そして今も、家族の目を気にして、
それでも尚、懲りずに音楽を続けているという事。
長く続けてきた者でしか出せない音は、
同じ時代の空気を身に纏っているからこその産物になるに違いない。

若い彼らと違って、
この地平の先の何か輝かしい未来を
夢想しているわけでもない。
絶対にそんな未来は、この親父達に
訪れる筈もない。

だが、
"不良“の成れの果ては、
今ものすごく自由で、
幸せなのかも知れない。
音楽人生に落とし前つけたくて
ウズウズしているのだ。

2018年 夏



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近頃、ライブの現場で出会うたくさんのミュージシャン。
中には自分の息子ぐらいの年齢の方と
共演することもしばしばあるわけで。
でも、そんなときでも音楽は、世代を超え、
性別を超えてしまうわけなんであります。
わけなんでありますが、、
若い彼らと僕のような年齢の者が歌う目的は
かなり違うのだろうな、、てな事を強く感じる今日この頃なのです。
未来を夢見て歌う彼ら。
あわよくばメジャーな存在となるべく、
その糸口にならんことを念頭に置きながら歌う彼らと、
僕が歌いながら見ている景色とは、明らかに違うのだろうと
思うわけなのであります。

正直言うと、
そんな彼らの歌声に、技術的な巧さを感じることは
多々あれど、それ以上の魅力を感じることが少ないのです。

生意気を言ってるように思われるかもしれないけど、
やはり、、彼らの見ている景色、、
見てきた景色の違い、、
そこなんだろうと思うわけなのです。

目の前のお客さんではなくて、、
どこか遠くの景色を見て歌っているような、、
そんな気がすることがよくあるのです。

音楽って不思議です。

表現って、奥が深いです。











HPのトップページ写真をほんの少し変えてみました。
微妙すぎて分からないだろけど。

このブログもほんの少し変えてみました。
更に分かりにくいだろうけど(笑)

自分の名前表記を、ひらがなにしてみたんですけど・・・。

"ばく"と呼ばれて40年余。
でもここ15年くらいはバンド名との兼ね合いもあって、
敢えてアルファベットで"BAKU"と表記してきました。

でもね、、その間もずっと違和感はあったわけですよ。
なぁんかカッコつけてるみたいで変じゃない?
ライブ告知とかで、自分の「BAKU」って文字を見ると
『なにもんだ?こいつ?』なんてね・・・。

そんな訳で、、少しずつひらがな表記を使っていくように
したいと思う今日この頃なんであります。

よろしく。









古い話。

就職をして間もない頃のこと、
友人の関係で、とある大学の現役音楽サークルの
コンサートを観に行くことになった。

80年代半ば、時代はバブル。
世はニューミュージック全盛。
「お坊ちゃんお嬢ちゃん大学」として知られた某大学。
僕の学生時代とは比較にならない程の立派な楽器、機材。
サウンド的に『やっぱり違うなぁ』と、いたく感心して
聴いていたのを憶えている。
そしてもうひとつ、よく憶えているのが、
学生達のステージ度胸の良さ・・・。
衣装もキマって、見た目はプロみたい。
堂々としたもんだった。
でも、どのバンドも概してボーカルが弱かった。
結果、演奏とビジュアルのギャップがあり過ぎて、
僕には違和感しか感じられなかった。
『なんだか、、カッコはプロみたいなんだけど・・』
ネガな印象しか残らなかった。
今でいう、「残念」な印象ってやつ。

というのが、、その20年後に再開する
僕のステージパフォーマンスに大きな影を落とす(笑)

カッコつけてコケるほどダサいことはない。
地味にやって、キメるところは渋めにキメる。
そんな意識が基本にはありそう。

「見た目」が大切なのは勿論だけど、
ひと前でパフォーマンスする者にとって、
なぁんだ、、見かけばっかりじゃん、、
とガッカリされるくらい惨めなことはないよ。










ホンネ話は深まるばかり・・(笑)

大学1年生、軽音楽系サークルに入部してまだ間もない頃に、
先輩に言われた一言。
「おまえの声は、女にウケる声なんだよな」

この言葉が今でも胸に刺さったまま、
つまりはトラウマになっている。
もちろん先輩は褒めるつもりで言ってくれたのだろうし、
悪気など一切なかったに違いない。
でも、僕には割り切れない気持ちだけが強く残った。
その時の複雑な心境、
屈折した感情についてここで細々書く気はないが、
なんだよそれ?、、って思ったことはたしか。
以来僕は、この種の音楽を人前でやるときは、
歌だけではダメ、声だけではダメ、楽器だけでもダメ、
きれいなメロをキレイに歌うだけではダメ、
ギターだって上手に淀みなく弾くだけでもダメ。
そう考えるようになった。
常にそのたどり着く先を模索しながら、音楽を続けている
ようなところがある。
要するに、プラスアルファ。
自分のプラスアルファを探し続けている。

街で見かけるストリートミュージシャン。
足を止めることの少ない僕だけど、
中には歩みのスピードを緩めたくなるような巧い人もいる。
でも、歌の巧さ、楽器の巧さ、楽曲の良さに
頼ってるよなぁ、、と感じることも多々ある。
いや、それとて僕の主観でしかないから、
偉そうに語っては申し訳ない、、、ので、
その場で自分の思いを否定する。
自分、、なにさまだよ・・。

だって、、今僕が彼らに対する感想こそ、
40数年前、
あの日の先輩が僕に言った一言と同質なんだもの。

巡り巡って自分に還ってくるのだ。






その2はギター編。

今回も新入りのテイラーを使用
途中エフェクターの類をはさむことなく直にミキサーへ。
リハ時こそギター側PUの出力の大きさに手こずるも
ミキサーのEQとギター本体のEQの微調整のみでいざ本番。
ベースはほどほど、
ミッド少なめのサラッとした響きが最近の好み。
上々である。
ただしモニターからの返り音と自分のヴォーカルとのバランスが
どうにもビミョーでしっくり来ないままだったのが心残り。

今回のセットで自分なりの"山場"は、
5曲目のオリジナル「時代の向こうへ」( BAKU&タイガー佐野 )
この曲今回初のソロ演奏だと思うが、バンドバージョンのまま
ソロにかけるとするとテンポやギターアレンジがやや凡庸?と考え、
変則チューニングでの演奏にチャレンジ。
いわゆる「DADGAD」と呼ばれるもので、愛好家(笑)の間では
極々ポピュラーなチューニング。
幻想的な独特な響きゆえファンも多いらしく
YouTubeで検索すればそんな演奏にいくらでも出会える。
でも、、その多くはフィンガーピッキング系の演奏。
そこを自分はカッティングでガンとやってみた。
(細かいプレイが苦手ってえのもあるけど・・・汗)
実は自宅で練っている時から響きの気持ちよさに感動してしまって
本番が楽しみでならなかった(^^)
演奏の中盤からは自分でも入り込みすぎの感じで、
抑えられないままにラストまで一気に、、。

曲とギターと気持ちの一体感。
久しぶりの感触。

ホンネ話はまだ続く?










HOTコロッケ店のHPから
自分の写真を拝借して貼り付けました。

**************
その1は、ヴォーカル編、、かな。

昨日の記事で喉に違和感あり云々と書いたけど、
単純に声の調子を高音の出やすさで判断すれば、
まあまあ出ていたので問題はなし。
そもそも、オリジナル曲のキーの設定が高めなので、
最高音はシャウト部も含めれば実音で"B"音までは出せていたはず。
シャウト無しでも"A" 。
でも、この"A"だ"B”だのいう高さって、、
本当に自分のパフォーマンスに必要なの?って最近よく思う。
使っていい声なのかな?って言えばいいのだろうか。
ピッチもそんなにズレていないはずなので、聴いている方に
不快感は与えてはいないと思うけど・・・、自分の声に
安定感や説得力を持たせるならば、"F#"ぐらいで留めてしまうほうが
いいんじゃないか?そんな思いにかられる。

今回感じた違和感というのは、"F#"より下の音域。
なんとなく、喉に膜が一枚貼り付いているような違和感。
スコンと抜けてくれない。
それが、、
帰宅後にスッキリしてきたもんだから、悔しい(笑)


今回バンドでやっていた曲を多く取り上げて思ったのは、
「ひとりひとりの物語」を除けば、どの曲も、かなり
重めの8ビートの曲であって、それを弾き語っているもんだから、
フォークロックを飛び越えて、ほとんどロックな感じ。
たしかに、バンド時代のサウンドも、イメージ的には、
バリバリのロックバンドがアコースティックセットに持ち替えた
時のようなつもりで組み立てていたから、当然ちゃ当然の重さでは
あるんだけど、、それを独りでやるってのは、つい力んでる自分がいて、、
これでいいの?て迷いがちらつくのだな。

迷い??
いや迷っちゃいないな・・(笑)


続く・・・(^^ゞ








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PROFILE
HN:
ば く ( BAKU )
HP:
性別:
男性
自己紹介:
Man of middle age
Singer;Song writer;Guitar player
東京都出身・O型・魚座
1995年3月:音楽活動再開
1998年4月:フォークデュオ「漠人」結成
1998年9月:アコースティックホップス
     「BAKUJIN」活動開始
2004年: ソロ活動開始
2009年: ジャズ&ポップスユニット
     「Fu's all time」活動開始
バンド活動であったり、
ギター弾き語りストであったり、
サポートギタリストであったり。
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