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ばく の音楽活動と日常を綴るブログ since August,2003
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師走に入った途端に本業が忙しくなってしまい、
深夜まで図面に追われていたここ数日。
いつものことながら肩と首はガチガチ、目はショボショボ。
ディスプレイを見るのもイヤだ、、ぐらいの気分だった。
ニュースを見ても元気になれるようなものは全くなく、
むしろ気分が落ち込むようなものばかり。
ま、社会情勢がそうなんだから仕方がないんだけど。
忙しい、、なんて言っていられる自分は
まだ恵まれているほうだろう。

昼休み頃の大手町。
天気予報によれば、午後から荒れるそうな。
俄かに流れの速い低い雲が姿を現しはじめた。

冬を運んでくる雨になります。

天気予報士がそう言っていたのを思い出した。



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ライブ後のシーン。(お客様のLISAさん撮影)

マスターの締めの挨拶が終わった途端、
堰を切ったようにギタリストらの饗宴が始まった。



僕のヤイリ一本では到底間に合うはずもなく、
別室からマスター所有のギターを持ち出し一斉に弾きだした。
誰かが前に出てお気に入りの曲を演奏はするのだが、
大人しく聴いているギタリストなんて一人もいない。
その演奏に合わせて銘々が自分のフレーズを弾きまくる。
でも、いずれも心得のある者が弾くフレーズだから、
決して耳障りに感じることはない。
噺場のダイニングはサラウンドなギタールーム状態。
まことに心地よし。

噺場つながりで過去に若干の面識はある者同士ではあるが、
ミュージシャンにしかできない理想のコミュニケーション。

さしずめ、、そう、
彼らはギターで会話をしているから、
言葉はいらない。
ちょっとした感動のシーンでもある。

ギターを弾く者、ピアノを弾く者、
それに聴き入る者、それをBGMに会話の花を咲かせる者。

これもまた、音楽のチカラ。

そう思うだろ?


昨夜は地元の噺場(しゃべりば)で僕のソロライブ。
2005年の春頃から、マスターのお誘いもあって気軽に始め、
途中半年ほどのお休みをいただいたりしながら、
その通算20回目のソロライブ。
平均二ヶ月に一回のペースだろうか。
こんなに長いこと続けられるとは思ってなかった、
といのが正直なところ。
マスターのご好意(ご忍耐?)、そして何より毎回足繁く通って
いただくお客様や友人らの応援あっての賜物だと思う。
次はもっと良いステージを・・その一心で続けてきた
ソロライブステージ。

写真は、この夜も応援に駆けつけてくれた
われらが"るあ"の おっぴん撮影。



まずは、昨夜の演奏曲。
「厳選」なんて言ってしまったものだから、
選曲には悩みましたよ。

第一部
・Every breath you take・Today・ひとりひとりの物語
・Change the world・ハナミズキ・You're ミスマッチ
・The water is wide
第二部
・Goodbye Music・竹田の子守唄・Ohio・一億の夜を越えて
・ワインレッドの心・Life・Imagine
アンコール・While my guitar gentle weeps

思いもよらない大勢のお客様。
それに戸惑ったわけでもないのだけど、、
昨夜は何故か集中力の欠けた演奏でスタートしてしまい、
前半はそれが後を引いてしまった感じ。
声もなかなか"上がって"こない。
こういう時、ソロって辛い・・・。
分かっていてもなかなかペースを変えられないのです。
ダメ押しは、突然のチューニング狂い。
これには参ったよ。
今回は、ふだんBAKUJINでしかやらない曲を、
ソロ用アレンジでやってみたのが自分なりの挑戦。
(ソロ用アレンジって、、どんなんだか、、、ねぇねぇ
知りたいと思わない?? ねぇBAKUJINのみなさんってばよぉ~・・)

左様に僕の場合20回やっていたとしても、
気持ちはいつも聴いて下さるお客さんへ向いているから、
毎回演奏曲はローテーションしたり、新規に仕入れたり、
アレンジを変えてみたり、、そんなことの繰り返し、試行錯誤。
まあそれを自分の"楽しみ"として受け入れられたこそ
続いたっていう部分もあるんだけど。




写真は噺場恒例、マスターの締めの挨拶。
ライブは生き物。
同じ環境でやっているのに、毎回手応えが違う。
達成感もあれば挫折感も味合わせられるわけで。
本当に僕はこのお店で鍛えられています・・。
有難う御座います。> マスター

僕のライブ終了後は、遊びに来てくれていた
何人ものミュージシャンによるアコギセッション!
ぃゃぃゃ、、これがスゴかった。
あれを見逃したアコギ系ミュージシャンは惜しいことをしたなと、
心の底から思うのであります。
最後は、マスターの近隣配慮から号令一過で強制終了。
いつになく濃かった噺場の夜。
個人的な反省も多かったけれど、
それ以上に幸せな気分に浸れた夜。

ま、20回っていっても、、
単に通過点なんだけどね・・・。
(・・・↑↑2000本安打を打ったバッターみたいだぞ)


これからも頑張りますので、
宜しくお願いします!!




さてはお忙しい話で恐縮なのですが、
今週末 11/29(土)はいよいよ

BAKU SOLO LIVE at 噺場 vol.20 
  『厳選』
 です。

午後7時スタートです。

なんだかねぇ、、厳選 だなんて。
特にいつもと違うことをやるわけではないのですが、
この前のお台場が120%ならば今回は130%ぐらいのパワーアップ、
を目標にお贈りいたしましょう・・・。(たった10%の差かよ・・)

写真は噺場さんのHPから拝借したのですが、、
ぅん?よく見ると「20回記念」って書いてあるぞ。
記念、、なのか?
ま、、記念 か。

いずれにせよ、いいコンサートにしたいなと思います。
今年最後のソロでもありますし。

お待ちしております。



早くも先日のお台場ライブのDVDを頂戴致しました。
有り難いことです。
僕は本当に良い友人に囲まれているなと、
もうそれだけで幸せな気分になってしまいます。ありがとう!> OG殿

で、早速そこに映った自分のパフォーマンスを観たのですが、、
なるほど、頭の一曲目はガチガチに緊張しているように見える。
声が上ずってる感じ。
いつもより緊張感はあったけど、ここまでとは思ってなかった。
現場で聴いた人は、相当僕が緊張していると思ったに違いない。
でもね、、
いわゆる重圧を感じての緊張じゃないのよ、、ワタシ。
どちらかと言えば、気分が高揚している緊張感なのです。
AERIALの二人が作り上げた音の空間を、
僕が萎ませてはならないぞ、という意識ね。
そもそも持っている世界が彼らとは違うんだから。
それにしても、初めての場所でリハなしでっていう
ハンディはかなり感じていたわけで、
『まずは一曲目だぞ!』っていう気負いがあってのことだと思う。

もっともそう思うには、僕の内側にそれなりの思いがあっての
ことなんだけど、そのあたりはいわゆる「秘すれば花」の
部分なので割愛としましょうかね。



■お知らせ
 予定をしておりました 12/14(日)のアクアシティお台場のライブですが、
主催者側の都合により中止となりました。
年明け後に再出演の予定です。







全国3000万人のK.ヤイリファンの皆様、お待たせしました。
僕のYW-600がリペアから戻って参りました!

33年も前のモデル。
当時の保証書なんぞはとうに失くしてしまったのですが、
その辺の事情は御茶ノ水シモクラ楽器さんに酌んでいただき、
特別に(ではないのかも知れないけどね・・)同店発注で岐阜のヤイリ工場へ
直接リペアをお願いしたのでした。

なにせ購入後初の点検修理・調整。
僕の依頼箇所は、
・ボディトップの打痕リペア
・ネック折れ調整
・弦高調整
・ピッチ調整
・3-4弦のバズリ調整
・PU使用時のエンドピン外し並びにその交換
・全体的な点検(主にフレット・ブレイシング)
以上を見積り~発注~修理。
ここまでで約4週間。

ぃゃぃゃ、、完璧になって戻って参りました!
ヒデキ感激であります。
幸い酷いダメージを負った部位はなかった様子で、
パーツ交換とすればエンドピンと新品弦に張り替えたぐらいのもので、
基本的にオリジナルの調整・修理という形で済んだようです。
リペアを終えたばかりの愛機と店内で対面したときは
『え?これが自分のヤイリ?』っていうくらいにピカピカに
クリーニングされていて、まずはそこでビックリ。
ぃゃぁ、ピックガードもフレットもペグも、、
磨けばこんなにキレイになるんだなぁぁぁ(汗)ってなもんでした。

そして肝心の音なんですけど、、
これがまたなんともスっゴイです!
そりゃね、Martinのヴィンテージもんなんかに比べたら
全然低音とか物足りないんでしょうけど、
2.3.4弦あたりの倍音の感じがスッゴイです!
そのあたりが前に出ることによって、バランスが良くなった、
ということかも知れません。
バズリがなくなり、チューニングも完璧に合ってるから
当然といえば当然なんだろうけれど、この豊潤(まさにそんな感じ)な
響きときたら、リペア前とは別物のギターになったぐらいの感覚です。
このままオールドとして店頭に並べば、おそらくは
「激鳴り」とか「バカ鳴り」って呼ばれる部類の音でしょう。
弦高は最新の標準モデルに比べれば、それでもまだ若干高いけれど
ある程度の音圧を得るためには、これ位がベストかな。
演奏性には全く問題なし。
アルペジオにもいい反応するしねぇ。
(どこぞの女性ギタリストさんに弾いて欲しいものです)
弾いていて楽しくて楽しくて、一時間がアッという間でした。

大切にします、はい。

で、、
これだけのリペアをしてもらってお値段がっ!

むふふ、、言いたくない。
『そんな馬鹿な・・』ってくらいリーズナブルとだけ
申し上げておきましょう。

ヤイリさんにお礼メールをしなくては・・。

それなりに良いイメージで終えた昨日のステージ。
でも後日その同録音源を聴くというのは
そのイメージと違いガッカリってこともよくあるわけで、
昨日の音源を聴くには少しばかり覚悟が要るんだよな。

というわけで、おっかなびっくり聴いてみたところ・・・。

ま、いいすかね?
ミスは巧く誤魔化しているし・・(汗)。

気がついたんだけど、昨日くらいリバーブが効いた現場だと、
僕は無意識のうちにそいつを利用した歌い方をしているみたい。
ボーカルにとって、リバーブ感って重要だなと再認識。
昨日のようなオープンスペースでこそ感じ取ることが出来たポイント。




バナナさんから頂戴した写真。
僕の足元をトリミングしてみた。
向かって左側がBOSSのチューナー、そして右側がXOTICのRCブースター。
たったこれだけのシンプルな構成。
RCブースターは、本来エレキ用のエフェクターで
最近のライブから僕は使用するようになったブツ。
アコギにも使えるっていうので今回試してみたんだけど、、
うん!これいいっ!
PAさんやアンプでリバーブだけ調整してもらえば、
あとは艶と張りのあるグッドな音を得られるので実に楽チン。

ただ、、BAKUJINだとエレキとアコギを使い分けるからなぁ、、
セレクターを挟まなくてはならないのかぁ・・。
設定も若干変わる?
ぅむむ、、やってみないことには分からないな、こいつは。





現場に着いてから気がついたんだけど、
アクアシティお台場へ行くのは今日が二度目のこと。
10年以上も前に一度だけ一家で遊びに行ったんだっけ。
デート中のカップルや近頃のファミリーを見るにつけ
時の流れを感じてしまうのでした・・・。

6階のイベント会場は、思っていた以上に人の流れが多くて、
目の前に座って鑑賞する人こそ疎らだったけど、
周囲の人はそれなりに耳を傾けてくれている様子で、
まずまずまとまりあるライブになったんじゃないかなと思うな。



なんてったってAERIALだ。
いつ見ても何度聴いても彼らの演奏はすばらしい。
楽曲といい演奏といい歌といい、、とにかく頭抜けて
素晴らしいパフォーマンスを僕らに見せてくれる。
音の薄さなんか微塵も感じさせないしね。

で、、
そんな彼らの勢いに乗り遅れてはなるまいと、
不肖BAKU も頑張って参りました。
さすがに最初の一曲は緊張して(というかリハ無しだし・・)
思うような歌が歌えなかったんだけど、
3曲目の「ハナミズキ」あたりからペースが掴めたかな。
ただし、午後2時からの第一部に精力を傾けすぎたせいか、
第二部のほうでは、ややお疲れ・・・(汗)
つまらないミスが多くて、聴く人に申し訳なかったなと。

弾き語りを長くやって来ている僕だけど、
考えてみれば、こういうオープンなスペースで
"弾き語る"っていうのは初めての経験。
バラードを歌うということにかなりの勇気が要ったのも事実。
もっとも内心は、こういう場所で、、いやもっと広い場所でも
いいんだけど、、大きなスペースで自分の歌声が
どれほど説得力を持てるかっていうのが、実はずっと前から
チャンスを待っていたというところもあったんだよね。
そんな意味でも、本当に今日は良い経験をさせていただいたなと。

帰り際、お客さんとして僕の演奏を聴いてくれていた、
ちょっとヒスパニックな感じの初老の女性が、
いきなり英語で
「すてきな歌だっわ!私の好きなビートルズの曲も
 聴けたし。イマジン、、私の好きな曲なんです。」
みたいな感じで声をかけてくれたのが嬉しかった。

で、僕の返事。

「Oh! Thank you. me too. Bye!!」(←精一杯の英会話)

おいでいただいた仲間の皆さん!
イフのマスターはじめPAスタッフの皆さん。
AERIALのふたり。
今日はどうも有難う御座いました!


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PROFILE
HN:
ば く ( BAKU )
HP:
性別:
男性
自己紹介:
Man of middle age
Singer;Song writer;Guitar player
東京都出身・O型・魚座
1995年3月:音楽活動再開
【BAKUJIN】【Fu's all time】等
バンド活動多数。
加えて、現在も
【えにし】【りずみん】
【So-BAND】【SPUU】etc...

バンド活動であったり、
ギター弾き語りストであったり、
ウクレレ講師であったり、
サポートギタリストであったり。
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