ばく の音楽活動と日常を綴るブログ
since August,2003
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という訳で、Fu's all time 、横浜ライブ話の続きです。
今年に入りBAKUJINの活動が落ち着く一方で、
Fuのボーカルに対する意欲は増すばかり。
それならば、と見切り発車のように立ち上げたのが今回のユニットでした。
僕が彼女の曲リストを見たのが6月中旬、そして、初練習が6月末。
とはいえ、最初の練習なんてジャズは愚か音楽にもなってなかった。
ギター1本でのジャズバッキングは、生易しいもんじゃありません。
ぃぇ、100%のジャズミュージックにするつもりはなかったのですけど、
「なんちゃってです・・」なんて緩いことを最初から言いたくはなかった。
昨年のFu's Qは5人編成。
今回はバッキングがギター1本だというその音の薄さを、
むしろ逆手に取る位のバッキングをしたいと僕は考えました。
と、、思うのは簡単なんだけど、、
まだその手がかりさえなく。選曲も暗中模索・・・。
それまでの僕のスキルでは歯が立たない曲も多く、、
ていうか、知らない曲もあったりして。
そこでまずは偉大な先人たちの音源収集。
そして、ギター1本でのバッキングには避けて通れないテクニックの解析。
その資料として、音源の入手、教則本、CD、DVD、の入手。
YouTubeでの映像検索・研究・・・。
久しぶりにギターで「コピー」なるものをして、グルーブの感覚を掴もうとしたり。
具体的にいえば、ウォーキングベースなる奏法の研究。
また、リードギターをギター1本でどう演奏するのか。
そんな試行錯誤。
毎週のように二人で練習を重ね、一歩進んでニンマリするも、
すぐさまそれに物足りなくなってきて、更なる練習。
毎回少しずつハードルを上げて行く。
そうやって自分の中に色んなモノが蓄積されて行く感覚、
それ自体が楽しかったです。
FUにしても、自分はこう歌いたいから、ギターはこうして欲しいという欲求を
次々と出してくる訳なんです。
それは、彼女のボーカリストとしての成長そのものなんだと思いました。
(って、、その余りの欲求の多さにイライラもしましたけど・・)
練習の早い段階で、9月のライブを想定しました。
そこに照準を合わせてスキルアップする。
そして、二人でライブをやるからには、ある意味でBAKUJINである二人を越えること。
来ていただいたお客さんの期待を、良い意味で裏切ろうと、そう考えました。
そして、ライブ本番では、即興性が魅力のひとつであるジャズですから、
その場の流れに自分を信じて寄り添う。
そもそもスキルに不安を感じているのに、即興もなにも、、
ひとたび自分を見失った瞬間、音楽じゃなくなるというリスクごと抱えて、
納得の行くまで練習しようと、そう決めたのでした。
その緊張感をさらに高めてくれたのが、共演していただいた
シンガーTAKU氏でした。
TAKU氏とのリハは1日のみ。が、その1日が高密度でした。
ただし、1曲を通しての練習はもちろん、ゲネプロもなし。
ポイントポイントの確認。心構え。
三人で何を作り出せるか、、意識の共有。
曲の構成を練り、イントロ、アウトロの確認。
本番への不安がなかったと言えば嘘になります。
さて、本番です。
自分の師と同じステージに立ったFUはさぞキツかったかと思います。
それが夢だったという部分もあるでしょうが、そんな感情とは無関係に、
お客さんの前では、結果を出さなくてはなりません。
僕とTAKUさんとで演奏した2曲を除いては、気の抜ける瞬間は皆無だったはずです。
それだけに終わったあとの喜びも大きかったことでしょう。
僕個人としては、アンコールの「Route66」で期せずして起きたギターセッション。
あの数分間が僕自身へのご褒美だったかなと、感じています。
実はギタリストでもあるTAKU氏の
ジャズブルース~ロックンロール~ブルースへの高度な(笑)要求に、
負けじ魂を奮い立たせて対応させてもらいました。
感性のみで弾きました。(BAKUJINでは決して有り得ない自分を曝け出しました)
ライブを終えた直後、TAKU氏がこんな感じのことを
僕らに言いました。
「楽しかったっていう感覚、次に繋がるっていう感覚があるよね?
これが大切なんだよね。」
自分らの目標へ向かって練習をする。
そして、ほぼイメージ通りのライブを繰り広げる。
精一杯のパフォーマンスが、次に繋がる。
だから、「やって良かった」と心から思える。
そんなライブをやりたかった。
期せずして、TAKU氏の口から発せられた「次に繋がる」の言葉に
僕は激しく同意したのは言うまでもありません。
思い出に残るライブだったと、そう思います。
■追記
最後になりましたが、本来ライブハウスではない「トレセッテ」、
その店を使わせていただいた同店に心から感謝を申し上げます。
そして、ライブ用にPAセットやCASINOを貸して下さったOG、そして、まんぼうさん。
セッテイング、撤収作業にと細かいところに協力の手を惜しまずに
差し伸べてくださった おっぴん。皆さんに心より御礼を申し上げます。
そしてもちろん、僕らと一緒に即興性のあるライブを作り上げて下さった
25名のお客様。
本当にありがとうございました。
幸せな時間でした。
次に繋げましょう。
今年に入りBAKUJINの活動が落ち着く一方で、
Fuのボーカルに対する意欲は増すばかり。
それならば、と見切り発車のように立ち上げたのが今回のユニットでした。
僕が彼女の曲リストを見たのが6月中旬、そして、初練習が6月末。
とはいえ、最初の練習なんてジャズは愚か音楽にもなってなかった。
ギター1本でのジャズバッキングは、生易しいもんじゃありません。
ぃぇ、100%のジャズミュージックにするつもりはなかったのですけど、
「なんちゃってです・・」なんて緩いことを最初から言いたくはなかった。
昨年のFu's Qは5人編成。
今回はバッキングがギター1本だというその音の薄さを、
むしろ逆手に取る位のバッキングをしたいと僕は考えました。
と、、思うのは簡単なんだけど、、
まだその手がかりさえなく。選曲も暗中模索・・・。
それまでの僕のスキルでは歯が立たない曲も多く、、
ていうか、知らない曲もあったりして。
そこでまずは偉大な先人たちの音源収集。
そして、ギター1本でのバッキングには避けて通れないテクニックの解析。
その資料として、音源の入手、教則本、CD、DVD、の入手。
YouTubeでの映像検索・研究・・・。
久しぶりにギターで「コピー」なるものをして、グルーブの感覚を掴もうとしたり。
具体的にいえば、ウォーキングベースなる奏法の研究。
また、リードギターをギター1本でどう演奏するのか。
そんな試行錯誤。
毎週のように二人で練習を重ね、一歩進んでニンマリするも、
すぐさまそれに物足りなくなってきて、更なる練習。
毎回少しずつハードルを上げて行く。
そうやって自分の中に色んなモノが蓄積されて行く感覚、
それ自体が楽しかったです。
FUにしても、自分はこう歌いたいから、ギターはこうして欲しいという欲求を
次々と出してくる訳なんです。
それは、彼女のボーカリストとしての成長そのものなんだと思いました。
(って、、その余りの欲求の多さにイライラもしましたけど・・)
練習の早い段階で、9月のライブを想定しました。
そこに照準を合わせてスキルアップする。
そして、二人でライブをやるからには、ある意味でBAKUJINである二人を越えること。
来ていただいたお客さんの期待を、良い意味で裏切ろうと、そう考えました。
そして、ライブ本番では、即興性が魅力のひとつであるジャズですから、
その場の流れに自分を信じて寄り添う。
そもそもスキルに不安を感じているのに、即興もなにも、、
ひとたび自分を見失った瞬間、音楽じゃなくなるというリスクごと抱えて、
納得の行くまで練習しようと、そう決めたのでした。
その緊張感をさらに高めてくれたのが、共演していただいた
シンガーTAKU氏でした。
TAKU氏とのリハは1日のみ。が、その1日が高密度でした。
ただし、1曲を通しての練習はもちろん、ゲネプロもなし。
ポイントポイントの確認。心構え。
三人で何を作り出せるか、、意識の共有。
曲の構成を練り、イントロ、アウトロの確認。
本番への不安がなかったと言えば嘘になります。
さて、本番です。
自分の師と同じステージに立ったFUはさぞキツかったかと思います。
それが夢だったという部分もあるでしょうが、そんな感情とは無関係に、
お客さんの前では、結果を出さなくてはなりません。
僕とTAKUさんとで演奏した2曲を除いては、気の抜ける瞬間は皆無だったはずです。
それだけに終わったあとの喜びも大きかったことでしょう。
僕個人としては、アンコールの「Route66」で期せずして起きたギターセッション。
あの数分間が僕自身へのご褒美だったかなと、感じています。
実はギタリストでもあるTAKU氏の
ジャズブルース~ロックンロール~ブルースへの高度な(笑)要求に、
負けじ魂を奮い立たせて対応させてもらいました。
感性のみで弾きました。(BAKUJINでは決して有り得ない自分を曝け出しました)
ライブを終えた直後、TAKU氏がこんな感じのことを
僕らに言いました。
「楽しかったっていう感覚、次に繋がるっていう感覚があるよね?
これが大切なんだよね。」
自分らの目標へ向かって練習をする。
そして、ほぼイメージ通りのライブを繰り広げる。
精一杯のパフォーマンスが、次に繋がる。
だから、「やって良かった」と心から思える。
そんなライブをやりたかった。
期せずして、TAKU氏の口から発せられた「次に繋がる」の言葉に
僕は激しく同意したのは言うまでもありません。
思い出に残るライブだったと、そう思います。
■追記
最後になりましたが、本来ライブハウスではない「トレセッテ」、
その店を使わせていただいた同店に心から感謝を申し上げます。
そして、ライブ用にPAセットやCASINOを貸して下さったOG、そして、まんぼうさん。
セッテイング、撤収作業にと細かいところに協力の手を惜しまずに
差し伸べてくださった おっぴん。皆さんに心より御礼を申し上げます。
そしてもちろん、僕らと一緒に即興性のあるライブを作り上げて下さった
25名のお客様。
本当にありがとうございました。
幸せな時間でした。
次に繋げましょう。
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PROFILE
HN:
ば く ( BAKU )
HP:
性別:
男性
自己紹介:
Man of middle age
Singer;Song writer;Guitar player
東京都出身・O型・魚座
1995年3月:音楽活動再開
【BAKUJIN】【Fu's all time】等
バンド活動多数。
加えて、現在も
【えにし】【りずみん】
【So-BAND】【SPUU】etc...
バンド活動であったり、
ギター弾き語りストであったり、
ウクレレ講師であったり、
サポートギタリストであったり。
Singer;Song writer;Guitar player
東京都出身・O型・魚座
1995年3月:音楽活動再開
【BAKUJIN】【Fu's all time】等
バンド活動多数。
加えて、現在も
【えにし】【りずみん】
【So-BAND】【SPUU】etc...
バンド活動であったり、
ギター弾き語りストであったり、
ウクレレ講師であったり、
サポートギタリストであったり。
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