ひと月前「親知らず」の治療で歯医者に通っていた折、
先生に言われた。
「無理をしているとカラダの色んなところに
　不具合が出てくるんですよ。親知らずもそのひとつ。」

幸いにも?抜歯はしなかったのだが治療後に
やはり先生に言われた。
「仕事は普通に出ているのですか?
　無理はしないほうがいいですよ。」

たしかに歯の周囲の痛みや偏頭痛はあったけれど、
自分では決して無理をしているつもりはなかった。
でも、医師にそう言われると、、
『自覚が足りないだけで、オレって無理してるのかい?』

先日、腰を痛めた時もそうだった。
３日間はベッドでの生活がほとんどだったけれど、
５日目には、なんとか自力で病院に行ったし、
電話で済む仕事はするようにしていた。
そんなとき、知人や友人は言う。
「無理をしないで下さいね。」

やはり、無理が祟って生じた不具合なのか?

自分では無理をしているつもりは全くない。
動けるから動いてしまう。
ストレスは感じつつも、そう落ち込むこともなく
淡々と日々を送っている。
むしろ、ふだん自分というヤツは、
ちょっとしたカラダの不調を訴えては、
ああだこうだと思い悩む意気地なしだとさえ思う。

でも、今年は年明けから僕の中の何かが違う。
カラダの不調が気持ちの「萎え」になって、
仕事も私生活もついつい乱れがち。
逆に言えば、気持ちがついていけるうちは、
まだ余裕があるのだろうか?

無理はしたくない。
でも、無理をしないと生活して行けないし。
無理を承知で事を進めなくては先へ進めない。

どこいらあたりが「無理」なのか、、臨界点が見えない。
なんだか、、
自分のカラダがよくわからないのだ。