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ばく の音楽活動と日常を綴るブログ since August,2003
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"風コーラス団"というグループをご存知ですか?
そして、今日紹介する曲は彼らの『愛色の季節』という曲。
これ、学生時代にさんざん歌いました。
リードボーカルは女性でしたけれど、
僕はコーラス&ギターをやってました。
下は、当時の楽譜。
バンドメンバーのマロ君という人の手書きです。
(ちなみにマロ君は僕にギターを弾くように勧めた友人)



Youtubeの音源は貼り付けたものの、
当時は原曲を聴いたことすらなく歌っていました。
なので、、譜面にあるコード、
すなわち、『 G - F#m7 - F7 - Em7 - E7b5 - D7 』という進行が
どうしても信じられなくてね、、
「これ間違いじゃないの? メロに合ってないんじゃない?」って、
思ったものです。(原曲キーはAbみたいですね)
とくに、 F7 に違和感が・・・。
なにせ僕らはフォークグループでしたから、
この曲をギターのアルペジオで伴奏していたわけでして、
どう弾いても合わないのですよ。
今こうして、原曲を聴いてみれば、、
ジャズなんかでよく使うコードもあって、
ふぅむ、、そういうことかと、、
思えなくもないのですが、、でも、
ポップスにしては懲りすぎだろうよ、という印象のほうが強い。

にもかかわらず、
僕らはこの曲を好んで何度も何度も歌いました。
その理由は、上の譜面にはありませんが、
サビメロ部分のコーラスが気に入っていたからなんですね。
Em - Em7/D - CM7 というポップスにありがちな
典型的な下降ラインのコード進行ね、、
これが気持ち良かったんですね。
とくに、、CM7 のところは、add9にして4声でハモる。

BAKUJINのコーラスの基本パターンです。
ちなみに、9thのパートをハモるのは、
本来Jintaの得意技でありますが、
でも、、
もっとすごいのは、ロッキーはこういう音を、
ベースで C を押さえながら、コーラスは D音をハモる、
という離れ業をやってのけてくれるのですね。

話が少し逸れてしまいましたが、
いくらオシャレなコードを使っても、
こちらの音楽的な素養がなければ、
ほとんど意味はないなと、、
この楽曲を理解するには、オレらまだ若かったなと、
そう思ったような次第。

やっぱり、コードって深いっ!?

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タイトル通り、、音楽的なハナシをば。
といっても、高度な音楽理論に話が及ぶわけもありませぬ。

小学校高学年の頃に体験したGSブーム、
僕はスパイダースのムッシュが一番好きだった。
この頃の僕はまだ何の楽器に触れているわけでもないので、
ただ単純にムッシュのある種のバタ臭さ?に憧れていただけのこと。

そして後年、僕がギターを手にして間もない頃、
3コード(C-F-G7)を身につけるために最初に練習したのが、
ムッシュの名曲「どうにかなるさ」。
がある日、テレビでこの歌をアコギで弾き語る
ムッシュを見てショックを受ける!!
なんと Eで弾いている。
しかも、3コードどころか、複雑なコードをいくつも
散りばめてカッコいい響き。
コピーしたくても、当時はビデオもないし、音をテープに
残すこともできなかった。

で、今日、
こうして僕らは氏の至芸に接することができる。



今回、上の動画と下の動画を貼り付けたのは、
単にムッシュの国宝級(笑)の技を紹介したかっただけでなく、
そこにあるコードとメロディの関係が、理論はどうであれ、
聴いて「ゾクっ」とする感覚、
それが僕(ら)の中にはあるんだな、、
というのを再確認したから。

あのCharならずとも、
「カッコエェー!!」と唸らされてしまうその極意。

コードって奥が深いっ。



つづく。



言わなくてもいいかな?とは思いつつ、

暑いですねぇ・・・。

今日も渋谷駅の周囲をヨタヨタと歩いてました。
センター街、、歩きにくっ。




昨日は、月末(7/31)に開かれるライブに向けて、
Fu's all time のリハーサル。
メンバーは2月の横浜でやったときのメンバー。
何回かのライブをこのメンバーでやっているので、
最初はやや固かった音も、時間の経過とともに、
面白いように"ライブ的"なまとまりが出てくる。
思わず的存のFUが、「楽しいっ♪」と叫んでいたけれど、
その気持ちは大いに解る。
たぶん、メンバー全員の思いも一緒だろう。

アレンジ上の『決め』の部分を何度もやってみる。
やり進めるうちにまた次のアイデアが生まれる。
もうすでにこの時点から、ライブがスタートしている感。

そんなわけで、ふと時計を見れば
なんと6時間もリハに没頭していた・・・。

リハ後は、お決まりのミーティングという名の「お集い」。
いざ呑み始めてはみたものの、
イスに座りっぱなしで、ケツの痛くなった人、
腰の痛みに顔をゆがめる人、
無口になったなと思ったら居眠りを始める人、
必死にあくびをこらえて涙目になっている人など、、
日頃の疲れもあってか、みなさんやはり疲労の色は
隠せない。

が、何故か、
呑みながら生演奏もできるその店で、
ふたたびリハってしまったという、、、。
超人なみなさんなのでした。

ま、それもこれも、
リハが楽しく、それなりの手応えを感じてこそのこと。

お疲れさんでした。

ライブ告知はまたいずれ。








丁度一年くらい前にオンエアしていたプログラム、

『スコラ/音楽の学校』(NHK BS2)

当時は番組の存在すら知らなかったのだが、
今年の初めに(うん?去年の暮れか??)、一挙再放送したものを
録画してあって、、
でそいつを、、ちょっと見てはやめ、数日後にまた見てはやめ、
なんてことをしていたもので、
半年かかってようやく見終えたよ、、と。(汗)

クラシック編、ジャズ編、ドラム・ベース編の各編とも
いずれも興味深く観ることができた。
ま、勉強になる、、というよりは、教授をはじめ出演者たちの
音楽への思いみたいなものが垣間見れるのがなにより興味深かったかな。

毎回のお楽しみが番組ラストのライブなのだが、
個人的には、教授と山下洋輔氏のジャズセッション、
とくに「My Foolish Heart」が素晴らしくて、
プロの技に魅せられてしまったな。

貼り付けたのは、ドラム・ベース編で、あのYMOが演奏した
『Thank you for talkin' to me Africa』
なかなかにゴキゲンであります。

エレベって、、生親指だけで弾いてもいいんだね。。。?
知らなかった。

これなら、ワタシにも弾けなくもない・・・。





前回のネタで、ティモシー・Bの音源をさがしていたところ、
イーグルスの最新アルバムに入っている、いかにも彼っぽい
雰囲気の曲「I' don't want to hear anymore」を見つけた。
(彼の書き下ろしではないらしいが)

このアレンジ、再結成する以前のイーグルス、
その後期のある意味典型的なアレンジ。

僕は大好きです。
このテンポ、シンプルでセンチメンタルなメロディー。
コードネームでいえば、9th とsus4の使い方が肝。
カラダに染み付いてるかも。

それと、
曲の構成が、いかにも洋楽なところ。
まず邦楽では聴かれない、、
少なくとも、シングルにはならないパターン。

何がって、、サビの部分をリードボーカルが歌わない、ってとこ。
ぃゃ、歌ってもいいんだろうけど、、
彼は歌わない。

日本の場合、サビはリードボールが自分の最高音を
声を張り上げて歌い、且つ感情表現の極みがそこにある、
っていうのが定番なものでして。

『ああ、、洋楽だなぁ・・』と感じ入ってしまうわけであります。
サビというより、いわゆる「リフ」ですな。

ちなみに、昔っから曲づくりに関しては、洋楽志向の強い僕としては
BAKUJINで歌っている「Good bye Music」と「甘い予感」が
この作りをイメージしています。
どちらも、30年ほど前に作った曲・・・(恥)

「甘い予感」なんか、、まさにこのアレンジを真似たら
いい感じに仕上がるかも。

それでは、ご覧くださいませ。
2分も観れば、サビを歌っていない、、の意味が
お分かりいただけると思います。

■ティモシー・B・シュミット『I don't want to hear anymore』







今日も暑い日だった・・・。

かつて「花金」なる言葉があったけど、
今やこの時代あってはその響きも懐かしい・・・。

で、週末に向けて音楽好きな?アナタに意地でも送る、
底辺の広く浅い音楽ネタ。

たまには、ア・カペラ。

先頃来日したイーグルスのベーシスト、ティモシーBシュミットが
80年代かな??スマッシュヒットさせた「So much in love」
何年かしてTVコマーシャルでも流れたから、
聞き覚えある人、、多いかも。




で、オリジナルはドゥワップなので、
当然?この方もカバーしておるわけです。
タツロー氏のア・カペラ。



個人的には、ティモシー・Bのほうが断然好き♪
ちょっと甘いけど、ナイーブな歌声が好み。

でも、
男っぽいこの人もライブでは歌っていたんです。
ヒューイ・ルイス&ザ・ニュース。
ライブでア・カペラなんて、、
まるで、スタレビかBAKUJINさん、、(←帰属意識か?)

ヒューイ・ルイスって、ずっとオジサンだと思ってみてたら、
今見ると、お兄さんに見えてしまうのは、、なして?(汗)



ア・カペラ入門曲としては最適かと
思ったような次第。

誰か、、譜面書いてみない?



暑い日だった。
仕事で足立方面へ。
たまたま車での移動だったのでまだ救われたけど、
これが電車だったとしたら、まだ暑さに慣れていないカラダとしては
かなりきつかったに違いない。

で、内容と表題は全く関係ないのだが・・・。

先日のリハ時のこと、
ある曲をスティール弦で弾くかナイロン弦で弾くかを
決めかねている曲があった。
結果は、ナイロン弦。
同じ曲なのに、スティール弦だと、気分が乗ってこない。
だから、曲の途中でいろんなことを考えてしまい、
演奏に集中できない。
いろんなこととは、、、主にポジションの違いによるるボイシング、
みたいなことなんだけど、『イメージに合わない、、』
って感じるたびに、ハッとしているから、ミスがミスを呼ぶかのような
残念な(笑)演奏をしてしまう。

でも、ナイロン弦の音が好き。
いささか使い古された表現かとは思うが、
やっぱり癒される何かがこの音にはある。
表現の幅ももスティール弦より広い気がする。
気持ち的には、今後は自分のメインギターは、
おそらくガットギターだろうな、、というような気さえしている。

というわりには、今のエレガっちゃんは
品質面での不具合もあるのだが、、。

ま、しゃーない。


プロギタリストのインストを貼り付けておきます。

見慣れたコードフォームで弾いているので参考になる。
奇をてらう感じがない。
こんなに滑らかに弾けたら、幸せだよな。







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PROFILE
HN:
ば く ( BAKU )
HP:
性別:
男性
自己紹介:
Man of middle age
Singer;Song writer;Guitar player
東京都出身・O型・魚座
1995年3月:音楽活動再開
【BAKUJIN】【Fu's all time】等
バンド活動多数。
加えて、現在も
【えにし】【りずみん】
【So-BAND】【SPUU】etc...

バンド活動であったり、
ギター弾き語りストであったり、
ウクレレ講師であったり、
サポートギタリストであったり。
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