♪　原宿　青山あたり　若者たちの憧れの街
　　　　
　　　　さながら夢のシャンゼリゼ　♪

　我がBAKUJINのオリジナル曲「ファッション・グラビア」の一節。
もう25年も前に作った曲だから、そこにある街の描写が古いのは当然。
このあとも曲は、当時のファッションや風俗についての描写が続くのだが、
今となっては「死語」の羅列であって、実は毎回照れながら歌っている。

　で昨日は、久しぶりにその原宿・表参道界隈を歩いた。
もちろん、仕事だけど。

たしかに、かつて僕が歌にした頃とは、町並みも人のファッションも
全く趣が異なってはいるのだけれど、
若い人たちの熱気とかパワーは今も昔も変わらないんだろうね。
そんな様子を、なんとなぁく微笑ましく感じてしまうのは、
きっとこちらが年を取ってしまったからなんだろうな。

　
　駅から少し歩いたところに再開発絡みの打合せ。
とはいうものの得意先の担当者とは、長年の付き合いだし、
まだ始まったばかりの現場ということもあって、
まだまだ気分が緩い。
ほとんどは業界内の話や世間話に終始してしまった。

彼「Oさん、、帰りはどこを通って行きます?」

私「もちろん、、竹下通りですよ！ちょっと浮くだろうけどね。」

てな感じで、打合せ終了。

実際、紺のスーツにネクタイは、浮いていたと思う。