ばく の音楽活動と日常を綴るブログ
since August,2003
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おかげさまで、
10/17(土)噺場ライブ vol.23、無事終えました。
店に着いたときは、お客さんの集まりがよろしくなくて(笑)、
今夜のライブはどうなることかと思ったのですが、
いざ始めてみたら、それなりに充実したライブになったんじゃ
ないでしょうか?? ね? お客さん??
先週の前半からライブ前夜まで、
帰宅後はひたすらライブに向けてのアレンジや練習をしていました。
おいでいただいたお客様は勿論のこと、毎回お世話になっている
噺場さんに対しても、ガッカりさせないようなパフォーマンスを
お見せしなくてはならないぞと、、その一心で気持ちを集中して
いました。
以前のブログにも書きましたけど、演奏曲的には、過去に何度も
演奏したことのある曲も多かったのですが、とにかく
「同じことはやりたくない」
せっかくこの数ヶ月新しい音楽にもチャレンジしていたのだから、
少しでもそこへ繋がるようなパフォーマンスをしたい、
そう思って、演奏しました。
過去とまったく同じアレンジものは、、3-4曲かな??
※一度セットリストをアップしましたが、著しく不正確だったので
削除させていただきました。
まぁ、、カバー、オリジナルを織り交ぜて12-3曲やったということ、
でしたのよ。
正直言って、今回は数ヶ月ぶりのソロパフォーマンスという事、
そしてまた練習時間が取り難かったという、僕の勝手な事情のせいで、
なかなか調子が上がらなかった点もありましたし、集中力が
落ちる瞬間もあったりで、今ひとつ力を出せなかった部分も
多かったと反省しています。
ただ、、家でそのあたりをビデオで確認してみたところ、、
なんとかかんとか必死に頑張っている自分の姿もあったりで、、
コイツ、、がんばってるなと。。(汗)
なんかね、、正直言って(またかよ・・)
「出来」はともかくとして、、
『弾き語り』スタイルのミュージシャンとしては、
「スタイル」として「極めちゃった感」が凄くしている自分なんです。
オレ、ひとりでこれ以上何をすりゃいいの?って。
まぁ、自分で考えてみますけどね。
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相変わらず、日課のようにしてギターは弾いています。
そして相変わらず、息子がそれを聴いています。
でも、困ったことに僕のモチベーションが全然上がってこないのです。
その理由はといえば、やっぱり先日の横浜の余韻なんですね。
パフォーマンス自体のクオリティはともかく、
また、相棒であるFUの今の心情はともかくとして、
僕個人としては、ライブの企画に始まり、
精一杯のギターを弾いたこと、そのアレンジもした、
歌も歌った、コーラスもつけた、、。
スタンダードなジャズナンバーが中心だったとはいえ、
アレンジはR&Bやブルース的な要素が多かったりで、
僕のキャリアもそれなりに生かせた部分もあったり。
とにかく、そんなこんなで僕の中にある音楽的なキャリアの
かなりの部分を注ぎ込んでのライブパフォーマンスだったわけ
なんですね。
僕の場合、ブルース好きではあってもブルースバンドを
やりたいわけではないし、フュージョンが好きでも
フュージョンバンドを組みたいわけでもない。
ロックもカントリーもフォークも好きだけど、それオンリーの
バンドを組みたいとも思わない。
それらの要素を取り入れた自分なりのパフォーマンスをしたい、
そう思って書いているのがオリジナルであり、そのひとつの
解答がBAKUJINであるわけです。
時に、ソロパフォーマンスであったりもするわけです。
で、その意味でいえば、今回の横浜ライブもまた、
まさに僕のキャリアの100%近くを出さざるを得ない内容だった
わけです。
あくまで「100%近く」だから、まだ余力は残してはいるんだけど、
「究極」にほど近い自分を出してしまったんです。
『これ以上、オレに何をやれってんだ!!』みたいな・・・。
まぁさすがに「明日のジョー」みたいに、真っ白に燃え尽きた
わけではないのですが、、あの日の緊張感や集中力を
味わってしまった今、、なかなかモチベーションが上がる
ものでもないなと、、自分で納得してしまっている状況なのです。
次に繋げる、、
そのためには、やっぱり次のステップになるようなハードルを
設定しないことには、、。
とにかく、ライブスケジュールを組んでしまえば、
なんとかなるのでしょうか、なんて思ってみたり、
あるいは、新レパを仕込むなり、スキルアップに励むなりする?
一体何から手をつければ良いのやら。
いろんな意味で、、
アマチュアがライブ活動を続けるのって、難しいなと、、。
なんてことを思う今日この頃なのであります。
FUがジャズを英語の歌を歌うときは、歌詞の内容もちゃんと
理解して歌うようにしているそうです。
とはいえ、、なかなか英語のニュアンスが難しい。
分かり難いなぁ、、と思っていたら、こんなHPがありました。
アイコさんというジャズシンガーさんがご自分で訳されたようです。
http://homepage3.nifty.com/jazz-aiko/songs.htm
今回も仲間の"おじぃ"が素敵な写真をたくさん撮ってくれました。
店内が明るくてシャレているので、どの写真もイイ感じ。
その何枚かをここで紹介しながら、モロモロ感じたこと、
書いておくことにします。
■師弟関係
写真右側が、FUの歌の師匠であるところの「岩崎たく」さん。
このトレセッテや都内、県内のあちこちでライブ活動を行っています。
この10月からはニューヨークに活動の拠点を移すべく日本を後にします。
実は、それが悲しくて悲しくて仕方のないFUなのであります。
今回のライブでは、第二部から登場していただきました。
■男ふたり
第二部の途中、半ば強引なFUの企画によってTAKU&BAKUという
コーナーがありました。
曲は「Tears in Heaven」と「Leavin' on a jetplane」
どちらも要所を確認しただけの簡単なリハのみで、ほぼ即興演奏でした。
即興とはいえ、全てのパフォーマンスには「そうする理由」がある、ということ。
今回そんなことを実感として学ばせてもらいました。
少し前に氏の口からもそれは伝えられていたのですが、
実際に一緒に演奏してみると、、例えば、ritの瞬間、
ブレイクの瞬間、クレッシェンドのタイミング、、
それらが全て、氏の歌うフレーズ、アイサイン、手の動きなどで
ハッキリと分かるのです。
いえ、カラダ全体がそれを発しているような気さえする。
逆に言えば、それらを僕から氏も受け取っているように見えます。
そしてそれに、自分の声、指先が反応する。
この日の「Tears in Heaven」は、それらのバランスが巧くいって
最高のパフォーマンスだったと思います。
僕と氏にしか分からないSomethingが存在していて、暗黙のうちに
そこへ向かって収束しようとしている感じ。
短い時間でしたけれど、僕は氏から大きなものを教えられました。
■最高潮
今でこそTAKU氏はシンガーなのですが、かつてはバンドで
ギターを弾いていたそうです。
ライブでは僕を立てようとして、あまりメインには立ちませんでしたが、
やはりギター少年の血が騒ぎ出す瞬間もあるらしく、、、
この日も僕の335を控室で見て、「それ弾きてぇ~」となりました(笑)。
ところが、他に用意しておいたギターはK.Yairiのエレガットのみ。
やや役不足の感は否めず、、、。
そこで何故か??"おじぃ"が偶然店内に持ち込んでいたEpiphoneの
CASINOをステージに上げることにしました。
こいつが大正解!結果All Right!!
自分で言うのもなんですが、「良いライブ」とは、何があっても、
そのハプニングが良い方向へ動き出して行くんですね。
ボーカルのFUも乗ってきました。
会場も大盛り上がり。
ちなみに、FUのダンスは「ズンドコ踊り」ではなくて「GO!GO!ダンス」?
ピョンピョン飛んでは跳ねて、、、カッコ良かったです。
■囚われの身
後半は少々TAKU氏に頼りすぎた感はありますが、
ステージと客席とが一体になったような楽しいライブになりました。
アンコールを終えたあとも、二度目のアンコールを頂戴したのですが、
さすがに僕らテンパッてしまいまして、、、今回はご免なさい。
お客さんのリクエストでスリーショット。
「FUちゃん、生け捕りぃ~!」みたいな・・・。
■ライブの空間
昨年春のFu's Qといい、夏のBAKUJINといい、ここトレセッテでの
ライブは毎回ステキな思い出のライブになります。
この店のシャレたつくりが、ある時は癒しの空間として、
ある時は理想のライブ空間として、お客様や演奏者を
温かく迎え入れてくれるからなのでしょう。
「またやってねぇ」
「定期的にやったらいいのに」
そんなお言葉をいただいて、本人たちは結構気を良くしています。
ライブ後に"抜け殻"のようになってしまった"的存FU"の回復を待って、
今後のことは決めて参りたいと思っておりますよ。
長々とお付き合いいただき有難う御座いました。
おじぃの撮影したDVD観るのも楽しみであります。
店内が明るくてシャレているので、どの写真もイイ感じ。
その何枚かをここで紹介しながら、モロモロ感じたこと、
書いておくことにします。
■師弟関係
写真右側が、FUの歌の師匠であるところの「岩崎たく」さん。
このトレセッテや都内、県内のあちこちでライブ活動を行っています。
この10月からはニューヨークに活動の拠点を移すべく日本を後にします。
実は、それが悲しくて悲しくて仕方のないFUなのであります。
今回のライブでは、第二部から登場していただきました。
■男ふたり
第二部の途中、半ば強引なFUの企画によってTAKU&BAKUという
コーナーがありました。
曲は「Tears in Heaven」と「Leavin' on a jetplane」
どちらも要所を確認しただけの簡単なリハのみで、ほぼ即興演奏でした。
即興とはいえ、全てのパフォーマンスには「そうする理由」がある、ということ。
今回そんなことを実感として学ばせてもらいました。
少し前に氏の口からもそれは伝えられていたのですが、
実際に一緒に演奏してみると、、例えば、ritの瞬間、
ブレイクの瞬間、クレッシェンドのタイミング、、
それらが全て、氏の歌うフレーズ、アイサイン、手の動きなどで
ハッキリと分かるのです。
いえ、カラダ全体がそれを発しているような気さえする。
逆に言えば、それらを僕から氏も受け取っているように見えます。
そしてそれに、自分の声、指先が反応する。
この日の「Tears in Heaven」は、それらのバランスが巧くいって
最高のパフォーマンスだったと思います。
僕と氏にしか分からないSomethingが存在していて、暗黙のうちに
そこへ向かって収束しようとしている感じ。
短い時間でしたけれど、僕は氏から大きなものを教えられました。
■最高潮
今でこそTAKU氏はシンガーなのですが、かつてはバンドで
ギターを弾いていたそうです。
ライブでは僕を立てようとして、あまりメインには立ちませんでしたが、
やはりギター少年の血が騒ぎ出す瞬間もあるらしく、、、
この日も僕の335を控室で見て、「それ弾きてぇ~」となりました(笑)。
ところが、他に用意しておいたギターはK.Yairiのエレガットのみ。
やや役不足の感は否めず、、、。
そこで何故か??"おじぃ"が偶然店内に持ち込んでいたEpiphoneの
CASINOをステージに上げることにしました。
こいつが大正解!結果All Right!!
自分で言うのもなんですが、「良いライブ」とは、何があっても、
そのハプニングが良い方向へ動き出して行くんですね。
ボーカルのFUも乗ってきました。
会場も大盛り上がり。
ちなみに、FUのダンスは「ズンドコ踊り」ではなくて「GO!GO!ダンス」?
ピョンピョン飛んでは跳ねて、、、カッコ良かったです。
■囚われの身
後半は少々TAKU氏に頼りすぎた感はありますが、
ステージと客席とが一体になったような楽しいライブになりました。
アンコールを終えたあとも、二度目のアンコールを頂戴したのですが、
さすがに僕らテンパッてしまいまして、、、今回はご免なさい。
お客さんのリクエストでスリーショット。
「FUちゃん、生け捕りぃ~!」みたいな・・・。
■ライブの空間
昨年春のFu's Qといい、夏のBAKUJINといい、ここトレセッテでの
ライブは毎回ステキな思い出のライブになります。
この店のシャレたつくりが、ある時は癒しの空間として、
ある時は理想のライブ空間として、お客様や演奏者を
温かく迎え入れてくれるからなのでしょう。
「またやってねぇ」
「定期的にやったらいいのに」
そんなお言葉をいただいて、本人たちは結構気を良くしています。
ライブ後に"抜け殻"のようになってしまった"的存FU"の回復を待って、
今後のことは決めて参りたいと思っておりますよ。
長々とお付き合いいただき有難う御座いました。
おじぃの撮影したDVD観るのも楽しみであります。
という訳で、Fu's all time 、横浜ライブ話の続きです。
今年に入りBAKUJINの活動が落ち着く一方で、
Fuのボーカルに対する意欲は増すばかり。
それならば、と見切り発車のように立ち上げたのが今回のユニットでした。
僕が彼女の曲リストを見たのが6月中旬、そして、初練習が6月末。
とはいえ、最初の練習なんてジャズは愚か音楽にもなってなかった。
ギター1本でのジャズバッキングは、生易しいもんじゃありません。
ぃぇ、100%のジャズミュージックにするつもりはなかったのですけど、
「なんちゃってです・・」なんて緩いことを最初から言いたくはなかった。
昨年のFu's Qは5人編成。
今回はバッキングがギター1本だというその音の薄さを、
むしろ逆手に取る位のバッキングをしたいと僕は考えました。
と、、思うのは簡単なんだけど、、
まだその手がかりさえなく。選曲も暗中模索・・・。
それまでの僕のスキルでは歯が立たない曲も多く、、
ていうか、知らない曲もあったりして。
そこでまずは偉大な先人たちの音源収集。
そして、ギター1本でのバッキングには避けて通れないテクニックの解析。
その資料として、音源の入手、教則本、CD、DVD、の入手。
YouTubeでの映像検索・研究・・・。
久しぶりにギターで「コピー」なるものをして、グルーブの感覚を掴もうとしたり。
具体的にいえば、ウォーキングベースなる奏法の研究。
また、リードギターをギター1本でどう演奏するのか。
そんな試行錯誤。
毎週のように二人で練習を重ね、一歩進んでニンマリするも、
すぐさまそれに物足りなくなってきて、更なる練習。
毎回少しずつハードルを上げて行く。
そうやって自分の中に色んなモノが蓄積されて行く感覚、
それ自体が楽しかったです。
FUにしても、自分はこう歌いたいから、ギターはこうして欲しいという欲求を
次々と出してくる訳なんです。
それは、彼女のボーカリストとしての成長そのものなんだと思いました。
(って、、その余りの欲求の多さにイライラもしましたけど・・)
練習の早い段階で、9月のライブを想定しました。
そこに照準を合わせてスキルアップする。
そして、二人でライブをやるからには、ある意味でBAKUJINである二人を越えること。
来ていただいたお客さんの期待を、良い意味で裏切ろうと、そう考えました。
そして、ライブ本番では、即興性が魅力のひとつであるジャズですから、
その場の流れに自分を信じて寄り添う。
そもそもスキルに不安を感じているのに、即興もなにも、、
ひとたび自分を見失った瞬間、音楽じゃなくなるというリスクごと抱えて、
納得の行くまで練習しようと、そう決めたのでした。
その緊張感をさらに高めてくれたのが、共演していただいた
シンガーTAKU氏でした。
TAKU氏とのリハは1日のみ。が、その1日が高密度でした。
ただし、1曲を通しての練習はもちろん、ゲネプロもなし。
ポイントポイントの確認。心構え。
三人で何を作り出せるか、、意識の共有。
曲の構成を練り、イントロ、アウトロの確認。
本番への不安がなかったと言えば嘘になります。
さて、本番です。
自分の師と同じステージに立ったFUはさぞキツかったかと思います。
それが夢だったという部分もあるでしょうが、そんな感情とは無関係に、
お客さんの前では、結果を出さなくてはなりません。
僕とTAKUさんとで演奏した2曲を除いては、気の抜ける瞬間は皆無だったはずです。
それだけに終わったあとの喜びも大きかったことでしょう。
僕個人としては、アンコールの「Route66」で期せずして起きたギターセッション。
あの数分間が僕自身へのご褒美だったかなと、感じています。
実はギタリストでもあるTAKU氏の
ジャズブルース~ロックンロール~ブルースへの高度な(笑)要求に、
負けじ魂を奮い立たせて対応させてもらいました。
感性のみで弾きました。(BAKUJINでは決して有り得ない自分を曝け出しました)
ライブを終えた直後、TAKU氏がこんな感じのことを
僕らに言いました。
「楽しかったっていう感覚、次に繋がるっていう感覚があるよね?
これが大切なんだよね。」
自分らの目標へ向かって練習をする。
そして、ほぼイメージ通りのライブを繰り広げる。
精一杯のパフォーマンスが、次に繋がる。
だから、「やって良かった」と心から思える。
そんなライブをやりたかった。
期せずして、TAKU氏の口から発せられた「次に繋がる」の言葉に
僕は激しく同意したのは言うまでもありません。
思い出に残るライブだったと、そう思います。
■追記
最後になりましたが、本来ライブハウスではない「トレセッテ」、
その店を使わせていただいた同店に心から感謝を申し上げます。
そして、ライブ用にPAセットやCASINOを貸して下さったOG、そして、まんぼうさん。
セッテイング、撤収作業にと細かいところに協力の手を惜しまずに
差し伸べてくださった おっぴん。皆さんに心より御礼を申し上げます。
そしてもちろん、僕らと一緒に即興性のあるライブを作り上げて下さった
25名のお客様。
本当にありがとうございました。
幸せな時間でした。
次に繋げましょう。
今年に入りBAKUJINの活動が落ち着く一方で、
Fuのボーカルに対する意欲は増すばかり。
それならば、と見切り発車のように立ち上げたのが今回のユニットでした。
僕が彼女の曲リストを見たのが6月中旬、そして、初練習が6月末。
とはいえ、最初の練習なんてジャズは愚か音楽にもなってなかった。
ギター1本でのジャズバッキングは、生易しいもんじゃありません。
ぃぇ、100%のジャズミュージックにするつもりはなかったのですけど、
「なんちゃってです・・」なんて緩いことを最初から言いたくはなかった。
昨年のFu's Qは5人編成。
今回はバッキングがギター1本だというその音の薄さを、
むしろ逆手に取る位のバッキングをしたいと僕は考えました。
と、、思うのは簡単なんだけど、、
まだその手がかりさえなく。選曲も暗中模索・・・。
それまでの僕のスキルでは歯が立たない曲も多く、、
ていうか、知らない曲もあったりして。
そこでまずは偉大な先人たちの音源収集。
そして、ギター1本でのバッキングには避けて通れないテクニックの解析。
その資料として、音源の入手、教則本、CD、DVD、の入手。
YouTubeでの映像検索・研究・・・。
久しぶりにギターで「コピー」なるものをして、グルーブの感覚を掴もうとしたり。
具体的にいえば、ウォーキングベースなる奏法の研究。
また、リードギターをギター1本でどう演奏するのか。
そんな試行錯誤。
毎週のように二人で練習を重ね、一歩進んでニンマリするも、
すぐさまそれに物足りなくなってきて、更なる練習。
毎回少しずつハードルを上げて行く。
そうやって自分の中に色んなモノが蓄積されて行く感覚、
それ自体が楽しかったです。
FUにしても、自分はこう歌いたいから、ギターはこうして欲しいという欲求を
次々と出してくる訳なんです。
それは、彼女のボーカリストとしての成長そのものなんだと思いました。
(って、、その余りの欲求の多さにイライラもしましたけど・・)
練習の早い段階で、9月のライブを想定しました。
そこに照準を合わせてスキルアップする。
そして、二人でライブをやるからには、ある意味でBAKUJINである二人を越えること。
来ていただいたお客さんの期待を、良い意味で裏切ろうと、そう考えました。
そして、ライブ本番では、即興性が魅力のひとつであるジャズですから、
その場の流れに自分を信じて寄り添う。
そもそもスキルに不安を感じているのに、即興もなにも、、
ひとたび自分を見失った瞬間、音楽じゃなくなるというリスクごと抱えて、
納得の行くまで練習しようと、そう決めたのでした。
その緊張感をさらに高めてくれたのが、共演していただいた
シンガーTAKU氏でした。
TAKU氏とのリハは1日のみ。が、その1日が高密度でした。
ただし、1曲を通しての練習はもちろん、ゲネプロもなし。
ポイントポイントの確認。心構え。
三人で何を作り出せるか、、意識の共有。
曲の構成を練り、イントロ、アウトロの確認。
本番への不安がなかったと言えば嘘になります。
さて、本番です。
自分の師と同じステージに立ったFUはさぞキツかったかと思います。
それが夢だったという部分もあるでしょうが、そんな感情とは無関係に、
お客さんの前では、結果を出さなくてはなりません。
僕とTAKUさんとで演奏した2曲を除いては、気の抜ける瞬間は皆無だったはずです。
それだけに終わったあとの喜びも大きかったことでしょう。
僕個人としては、アンコールの「Route66」で期せずして起きたギターセッション。
あの数分間が僕自身へのご褒美だったかなと、感じています。
実はギタリストでもあるTAKU氏の
ジャズブルース~ロックンロール~ブルースへの高度な(笑)要求に、
負けじ魂を奮い立たせて対応させてもらいました。
感性のみで弾きました。(BAKUJINでは決して有り得ない自分を曝け出しました)
ライブを終えた直後、TAKU氏がこんな感じのことを
僕らに言いました。
「楽しかったっていう感覚、次に繋がるっていう感覚があるよね?
これが大切なんだよね。」
自分らの目標へ向かって練習をする。
そして、ほぼイメージ通りのライブを繰り広げる。
精一杯のパフォーマンスが、次に繋がる。
だから、「やって良かった」と心から思える。
そんなライブをやりたかった。
期せずして、TAKU氏の口から発せられた「次に繋がる」の言葉に
僕は激しく同意したのは言うまでもありません。
思い出に残るライブだったと、そう思います。
■追記
最後になりましたが、本来ライブハウスではない「トレセッテ」、
その店を使わせていただいた同店に心から感謝を申し上げます。
そして、ライブ用にPAセットやCASINOを貸して下さったOG、そして、まんぼうさん。
セッテイング、撤収作業にと細かいところに協力の手を惜しまずに
差し伸べてくださった おっぴん。皆さんに心より御礼を申し上げます。
そしてもちろん、僕らと一緒に即興性のあるライブを作り上げて下さった
25名のお客様。
本当にありがとうございました。
幸せな時間でした。
次に繋げましょう。
Fu's All Time 1stライブ、
おかげさまで無事終了しました。
連休中にもかかわらず大勢の皆さんにお越しいただき、
楽しい時間を過ごさせていただきました。
ふうと僕とのほんの出来心(笑)で始めたこのユニット、
立ち上げた当初は果たしてどこまで形になるか非常に不安で、
僕なりに結構悩んでいた時期もあったのですが、
とにかく、向上心を持ってやれるまでやる。
納得行くまで追い詰める。
今こうしてライブを終え、お客様にいただいた
「良かった」「素晴らしい」というお声に、
安堵の感覚を憶えると同時に、心からの感謝の念を
憶えるのであります。
(ちょっと、、固いか・・)
ユニット結成が3ヶ月前。
当初ふうに渡されたジャズスタンダードを中心に渡された
候補曲が15曲ぐらい。
試行錯誤が続いたその後の練習のシビアさと言ったら、、。
そんな訳で、今回のライブについて語るべきことも多く。
小出しにします。(汗)
一部は、ふうと僕のギター一本のふたりきりユニット。
二部は、彼女のボーカルの先生 TAKUさんこと岩崎たく氏を
スペシャルゲストに迎えての、ジャズありブルースありの
さながらボーカル&ギタージャムセッション。
全く趣の異なる二部制ライブになったかと思います。
■第一部
1.BAKUJINメドレー
走馬灯
遠ざかる日々を抱きしめて
また来る冬の日
避暑地の雨
2.Lullaby Of Birdland
3.When I Fallin' Love
4.L-O-V-E
5.You'de Be So Nice To Come Home To
6.Sweet Memories
■第二部 -with TAKU-
1.Smile
2.Autumn Leaves
3.Fly Me To The Moon
4.Tears In Heaven
5.Leavin' On A Jetplane
6.Sentimental Journey
アンコール. Route 66
ぃゃぃゃ、、盛り上がりました!
正直言ってこのライブ、やり終えて思ったのは、
やるんじゃなくて、自分が見てみたいって。
こんな感覚初めてのことですよ。
(つづきます)
先日のライブの映像、音源を入手して確認した。
そして、上の写真はライブの度に素晴らしい写真を撮ってくれる
おじぃに早速頂戴したもの。
ライブの感想もいただいている。
総合的にみてまずまずのステージだったことは間違いなさそう。
もちろん、100%の満足は個人的に有り得ない。
まだまだだな、の思いのほうが勝っている。
プロスポーツの世界でよく言われるHome&Awayの感覚が
僕らのようなライブの世界にもある。
さしずめ今回のライブ、気持ち的にはAway。
やり慣れている場所ではあるけれど、見知らぬ観客の数のほうが
圧倒的に多い。
Homeの感覚もあればAwayの感覚もある。
良い意味での緊張感を感じながらの演奏だった。
それがそのまま音に出た・・・。
さて、そんな僕は(ふうさんも)、
とっとと頭を切り替えて20日のライブに備えなくてはならない。
有り難いことに会場は予約で満席。
(ネコの子一匹入れないらしい 笑 )
で、このライブ、、ふうにとっては完全Home。( だろ?)
でも、僕にとっては、色んな意味でほぼAway。
期末試験があるのは二ヶ月も前から分かっていたけど、
やらなくてはならない仕事があると知ってはいたけれど、
思うように準備時間が取れずに、、ふと気がつけば、
それはもう目の前・・・。
この際、HomeでもAwayでもいいや。
どうかその瞬間だけ、僕のカラダに誰かが降りて来て
自動書記ならぬ、自動演奏なんてしていただけない
ものかしら・・・。
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24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
PROFILE
HN:
ば く ( BAKU )
HP:
性別:
男性
自己紹介:
Man of middle age
Singer;Song writer;Guitar player
東京都出身・O型・魚座
1995年3月:音楽活動再開
【BAKUJIN】【Fu's all time】等
バンド活動多数。
加えて、現在も
【えにし】【りずみん】
【So-BAND】【SPUU】etc...
バンド活動であったり、
ギター弾き語りストであったり、
ウクレレ講師であったり、
サポートギタリストであったり。
Singer;Song writer;Guitar player
東京都出身・O型・魚座
1995年3月:音楽活動再開
【BAKUJIN】【Fu's all time】等
バンド活動多数。
加えて、現在も
【えにし】【りずみん】
【So-BAND】【SPUU】etc...
バンド活動であったり、
ギター弾き語りストであったり、
ウクレレ講師であったり、
サポートギタリストであったり。
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