ばく の音楽活動と日常を綴るブログ
since August,2003
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どうしてあんなライブになってしまったのか、、。
もちろん、自分でその理由はわかっている。
点数つけたら、、20点にも届かないだろう。
まだまだ甘いぞ!自分っ!
借りは返すぞ!自分っ!
問答無用に完成度の高いライブをやりたい。
高いハードル、こしらえてしまった。
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事情があって、久しぶりに毛筆を手にとった。
ここ何年も年賀状はパソコン、良くてサインペン書きであった。
よって、硯に水を遣り、神経を集中して墨を磨る。
たったこれだけの事が、ひどく新鮮な事のように思えた。
用意した半紙を使って何度か練習。
僕の経験として、練習はやればやるほど迷いが生じるから、
適当なところで切り上げる。
あまり多くの練習は、却って逆効果。
そして、神経を集中。
一気に書き上げる。
当然、納得が行かない。
が、仕方なくそれで良しとする。
これまた経験上、回数を重ねたところで、
良い結果が得られるものではないことを知っているのだ。
一応の成果をみたところで、
残りの半紙に、墨のなくなるまで思いつくまま字を書きなぐる。
人名、住所、時候の挨拶文。
これが楽しい。
結構良い字が書けたりする。
書家を気取る。
有り余る時間と気持に余裕があれば、
こういう趣味を持ちたいと思う。
いつになることやら。
ライブの度に、たくさんの写真が手に入る。
写真を趣味としている仲間が撮ってくれたものだ。
少なくとも4-50枚。多い時には500枚にもなる。
デジカメの時代だからいいようなものの、
35ミリフィルムの時代だったら考えられない枚数だ。
音楽活動をやっていればこそ、悲哀もなければ深みもない
こんな中年男の姿を、残してくれる奇特な方もいるわけで、、。
ライブ活動=(イコール)思い出作り、となる。
近頃はあまりその姿を見かけることもなくなったが、
当時、チンドン屋は街角のスターだった。
国定忠治だか沓掛の時次郎だかは分からないけれど、
とにかくあの股旅スタイルと、三味線を小脇にかかえる粋な
お姐さんに、僕はぞっこんだった。
「チンドン屋さんが来たよ!」の誰かの声のもと、
遊びを中断して、毎度一目散に表通りへ駈け走るのだ。
そして、彼らの行列に加わり、そのまましばらく通りを練り歩く。
チチンチキチキ、チンドンドン♪
今にして思えば、あの姿にクラリネットやサックスは奇妙だし、
時代劇ヒーローに扮した彼らの白塗りときたら、
バカ殿さまといい勝負だったのだが、
それがまた子供心にも、「妖しい」芸の色気として、
惹きつけられるところがあったのだろう。
ある日のことだった。
「チンドン屋さんが来たよ!」の声。
大急ぎで三輪車を漕ぎ出した僕は、焦ってペダルを踏み外してしまった。
ザリッという感触、、ペダルの金属部分で、
右足のかかとを3センチほど切ってしまったのだった。
「待ってよぉ!」
夢中で通りへ向かって走る友達の後姿を目で追いながら、
三輪車を置いたまま家へ帰る自分。
あとのことは憶えちゃいない。
まぁ母親に、しこたま叱られたことは間違いないだろう。
「眉間の刀傷」といえば、旗本退屈男。
市川歌右衛門扮する早乙女主水之介だけど、、。
今も残る三日月形をした「かかとの傷」。
「痛み」よりも、あの時の友達の後姿が、
その場に取り残された寂しさとともに、
この目に焼きついている。
先日、STORMのAちゃんとセッションしている時、
「ばくさん、、声、高いですよね。」って言われてショックを受けた。
たしかに、比較的高音が必要な曲ばかり歌っているから、
そう思われるのは無理ないところなのだが、
Aちゃんにそう言われるってことは、カール・ルイスに、
「ばくさん、足が速いねぇ。」って言われるのと同じくらいに、
戸惑いを憶えてしまう僕なのだ。(たとえが古すぎるか・・・)
現に、14日のHOTコロッケで飛び入りで演奏をしてくれた時も、
Aちゃんの高音の伸びは圧倒的であって、
それは鍛え上げられた声のみが持つ安定感に溢れる素晴らしい声だった。
さすがは、STORM、、と唸ってしまった。
さて、
前々から実行に移せなかったことなのだが、
高音を出すには、苦し紛れにアゴを前に出すのではなく、
むしろアゴを引いて腹から声を出さなくてはならないというセオリーがある。
これがなかなか難しくて、今もできないままでいるのだが、
今回、Aちゃんの歌い方を見ていて、ハッとするものがあった。
目からウロコとはこの事かなと思った。
先のセオリーが、Aちゃんの歌を聴いているうちに、
ようやくイメージできた、と言えるかも知れない。
だからといって、突然僕の声が、Aちゃんや小田さんみたいに
澱みなく高音が出るようになるはずはないのだけれど、
チャレンジしてみたいという気持にはなった。
先夜の「フォークナイトvol2」では、「大人は低音だよ。。」とか言って
「さよならをするために」を歌った僕なのに。
Aちゃんのせいだ。
このブログにしばしば登場の二人。
マツモトキヨシ ではない。
念のため。
幼稚園には通わなかった。
六つ上の兄貴が卒園してしまった幼稚園に、
気後れしていたに違いなかった。
何がなんでも通わせようとする両親でもなかったし。
したがって、相変わらず友達といえば近所のキヨちゃんとマッちゃん。
そんな僕だから、初めて女の子と手をつないだ日の事を、
今でもよく憶えている。
その日初めて知り合った子だった。
気がついたら、その子とふたりで遊んでいた。
白いブラウスに赤いスカート。
髪はうしろでひとつに結んでいたように思う。
(全然あてにならないけれど、、、)
そしてふたり、
その子にリードされるまま、
手をつないで近所の道や草むらを歩くシーンへと、
僕の記憶は導かれて行く。
その子が僕に名前を訊いた。
「お名前は、なんていうの?」
「サトシ・・・」と僕。
「サトシ? ふぅ~ん、、さとう(砂糖)みたいな名前だね。」
「うん。」
と、そんなやり取りをした事だけを鮮明に憶えている。
僕の方からは、名前を訊かなかったように思う。
もちろん、
その後、その子と遊んだ記憶もない。
やっぱり、
詰めが甘いのだ。
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PROFILE
HN:
ば く ( BAKU )
HP:
性別:
男性
自己紹介:
Man of middle age
Singer;Song writer;Guitar player
東京都出身・O型・魚座
1995年3月:音楽活動再開
【BAKUJIN】【Fu's all time】等
バンド活動多数。
加えて、現在も
【えにし】【りずみん】
【So-BAND】【SPUU】etc...
バンド活動であったり、
ギター弾き語りストであったり、
ウクレレ講師であったり、
サポートギタリストであったり。
Singer;Song writer;Guitar player
東京都出身・O型・魚座
1995年3月:音楽活動再開
【BAKUJIN】【Fu's all time】等
バンド活動多数。
加えて、現在も
【えにし】【りずみん】
【So-BAND】【SPUU】etc...
バンド活動であったり、
ギター弾き語りストであったり、
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