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ばく の音楽活動と日常を綴るブログ since August,2003

先日、STORMのAちゃんとセッションしている時、
「ばくさん、、声、高いですよね。」って言われてショックを受けた。
たしかに、比較的高音が必要な曲ばかり歌っているから、
そう思われるのは無理ないところなのだが、
Aちゃんにそう言われるってことは、カール・ルイスに、
「ばくさん、足が速いねぇ。」って言われるのと同じくらいに、
戸惑いを憶えてしまう僕なのだ。(たとえが古すぎるか・・・)
現に、14日のHOTコロッケで飛び入りで演奏をしてくれた時も、
Aちゃんの高音の伸びは圧倒的であって、
それは鍛え上げられた声のみが持つ安定感に溢れる素晴らしい声だった。
さすがは、STORM、、と唸ってしまった。

さて、
前々から実行に移せなかったことなのだが、
高音を出すには、苦し紛れにアゴを前に出すのではなく、
むしろアゴを引いて腹から声を出さなくてはならないというセオリーがある。
これがなかなか難しくて、今もできないままでいるのだが、
今回、Aちゃんの歌い方を見ていて、ハッとするものがあった。
目からウロコとはこの事かなと思った。
先のセオリーが、Aちゃんの歌を聴いているうちに、
ようやくイメージできた、と言えるかも知れない。
だからといって、突然僕の声が、Aちゃんや小田さんみたいに
澱みなく高音が出るようになるはずはないのだけれど、
チャレンジしてみたいという気持にはなった。
 先夜の「フォークナイトvol2」では、「大人は低音だよ。。」とか言って
「さよならをするために」を歌った僕なのに。

 Aちゃんのせいだ。
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幼稚園には通わなかった。
六つ上の兄貴が卒園してしまった幼稚園に、
気後れしていたに違いなかった。
何がなんでも通わせようとする両親でもなかったし。
したがって、相変わらず友達といえば近所のキヨちゃんとマッちゃん。
そんな僕だから、初めて女の子と手をつないだ日の事を、
今でもよく憶えている。

その日初めて知り合った子だった。
気がついたら、その子とふたりで遊んでいた。
白いブラウスに赤いスカート。
髪はうしろでひとつに結んでいたように思う。
(全然あてにならないけれど、、、)

そしてふたり、
その子にリードされるまま、
手をつないで近所の道や草むらを歩くシーンへと、
僕の記憶は導かれて行く。

その子が僕に名前を訊いた。
 「お名前は、なんていうの?」
 「サトシ・・・」と僕。
 「サトシ? ふぅ~ん、、さとう(砂糖)みたいな名前だね。」
 「うん。」

と、そんなやり取りをした事だけを鮮明に憶えている。
僕の方からは、名前を訊かなかったように思う。
もちろん、
その後、その子と遊んだ記憶もない。

 やっぱり、
  詰めが甘いのだ。

夏の果物といえばスイカだろう。

子供の頃、夏休みには必ず千葉の田舎(母方の実家)へ泊まりに行った。
午後のオヤツが、決まってこの井戸で冷やしたスイカだった。
大人も子供も縁側に一列に並び、両手にしっかり持ったスイカを
口でこそぐように頬張り、一気に食べるのが作法だった。
しかし、こいつが僕は苦手であった。
生まれながらに変なところで神経質だから、
スイカの汁が口の周りにくっついたり、
指を伝って手首のあたり、そしてついには肘のあたりまでが、
スイカの汁で「汚れる」のが嫌だったのだ。
おまけにその匂いは、瓜科系野菜特有の青臭さを強烈に発していて、
地面に沁みた汁のあとには、暫くすると蟻は寄ってくるは、
蝿がたかるはで、もうどうにも見ていられなかった。

そんな訳で、今も僕にとってスイカは、
敢えて積極的に食べたいと思える果物ではない。
かといって、嫌いで食べられないという程でもないが。
人間の味覚に対する嗜好は、幼いうちに決まってしまう
ということなのだろう。

そう思うと、
品良く三角形に切られたスイカを占用のスプーンで、
すくうように食べる最近の子供を見ていると、
『スイカってぇのはな、こぉやって喰うもんだ!』って、
顔中ベトベトにして見せてやりたい気になったりする。

きっとイヤな顔されるだろうけど。



以前のブログに、

かくして男の子は、痛い思いをして成長する。
と書いたけど、


大人になった今も、痛い思いをしないと
成長できない自分であることに気がついた。

いや、、痛く切ない思いばかりで、成長は皆無だろう。


 六つ違いの兄貴がいる。
団塊と呼ばれる世代の生まれだ。
町内の子供達が年齢差を越えて、一緒になって遊んでいたのが
決して珍しくなかったあの時代。
それでもさすがに六つの年の差は、
「大人と子供」くらいの感覚のずれがあったのも事実。
兄貴の駆る自転車の荷台にまたがり、
サドルのバネのあたりを両手で掴む。
兄貴の友達の家に遊びに行くのだが、
その輪の中にほとんど入ることなく、結果持て余した時間は、
裕福な友達の部屋の片隅にうず高く積まれた少年漫画雑誌を、
片っ端から読んでいたような、そんな思い出がある。

ある日、サドルを掴む力が甘く、
急発進した自転車の荷台から振り落とされて、
後頭部を強打したことがあったっけ。
一瞬何が起きたのかわからず、
ただ鼻の奥がツーンとしていたのを憶えている。
兄貴に八つ当たりはしなかったはずだ。

かくして男の子は、痛い思いをして成長する。


その日は、キヨちゃんと二人で遊んでいた。
小雨の中、例によってチャンバラごっこである。
空地に置いてある直径三尺程度のカメの周りを、
追いつ追われつ二人は走り回っていた。
次の瞬間、バランスを崩した僕が足を滑らせた。
そのまま額をカメの淵に強打。
あれをカマイタチというのだろうか、
傷口はパックリ割れているのに、不思議と出血はほとんどなかった。
母親に連れられ、すぐさま大学病院へ。

どこをどう治療したのかしないのか、
検査らしきものをしたのかしないのか、、全く記憶にないのだが、
病院帰りの京急「梅屋敷」駅のホーム上、降り続く雨の中、
線路の向こう側に建つ舗線工事用の小屋の外に吊るしてあった、
「蓑」と「笠」をぼんやりと、心細い気分で見つめていたっけ。

『あれ、、河童さんが着るのかなぁ・・・。』って、
真剣に考えていた。

たぶん、そんなことを、母親に問いかけていたはずだ。
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PROFILE
HN:
ば く ( BAKU )
HP:
性別:
男性
自己紹介:
Man of middle age
Singer;Song writer;Guitar player
東京都出身・O型・魚座
1995年3月:音楽活動再開
【BAKUJIN】【Fu's all time】等
バンド活動多数。
加えて、現在も
【えにし】【りずみん】
【So-BAND】【SPUU】etc...

バンド活動であったり、
ギター弾き語りストであったり、
ウクレレ講師であったり、
サポートギタリストであったり。
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